一般動詞とは
一般動詞は動作や状態を表す動詞です。
例えば、
・go(行く)
・like(好き)
・speak(話す)
・want(欲しい)
など
ここには書ききれないほどたくさんの一般動詞がありますが、be動詞ではないものが一般動詞だと理解しておけばOKです!
be動詞がわからない方は、先にこちらの記事をご覧ください。
一般動詞の英文法
肯定文
be動詞は、主語によって「am, are, is」の3種類を使いわける必要がありましたね!
実は、一般動詞も主語によって動詞の形を使いわける必要があります。
それでは詳しく見ていきましょう!
主語が「I・you・複数」のとき
< 文法 >
主語 + 一般動詞 + 〜 .
主語が「I・you・複数」のときは、一般動詞の原形を使います。
それでは例文を見ていきましょう。
I play soccer.
私はサッカーをします。
You like dogs.
あなたは犬が好きです。
They run in the park.
彼らは公園を走ります。
主語が「三人称単数」のとき
一般動詞は、主語が三人称単数で動詞が現在形であるときに、一般動詞の後ろに「s」または「es」をつけるルールがあります。
※「s」「es」の違いについては、あとで解説するので、一旦このまま読み進めてください。
この「3人称・単数・現在」の3つの条件を略して「3単現」と言い、これら3つの条件をすべて満たし一般動詞に「s」または「es」つけるルールのことを「3単現のs」と言います。
この例文をご覧ください。
He eats an apple.
彼はリンゴを食べます。
文は現在形で、He(彼)は三人称単数です。
3つの条件をすべて満たしていますね!
したがって、一般動詞「eat」の後ろに「s」をつけます。
見分けるポイントとしては、主語が
1. 3人称か?
2. 単数か?
3. 現在のことか?
をチェックして、3つすべてを満たしていれば、一般動詞の後ろに「s」または「es」をつけましょう!
次に「s」「es」の違いについて説明します。
違いは一般動詞によって、動詞の後ろにつくものが決まっているところになります。
実は「s」のつけ方にも4つルールがあります。
1. s, sh, ch, o で終わる動詞
原形に es をつけます。
go → goes
wash → washes など
2. 子音字 + y で終わる動詞
最後の y を i に変えて es をつけます。
study → studies
carry → carries など
3. 1と2以外の動詞
原形に s をつけます。
like → likes
play → plays など
4. have
have → has にします。
ちなみに、「play」の「y」の前は「a」。
つまり母音です。
そのため3番に該当します。間違えて2番にしないように気をつけてください。
母音:a・i・u・e・o
子音:それ以外
もうひとつ注意点があります。
例文をご覧ください。
Ken and Tom play soccer.
ケンとトムはサッカーをします。
文の主語は、「Ken and Tom」です。
これは三人称ですが、複数形の主語です。
そのため3つすべての条件を満たしておらず「三人称単数」ではありません。
「s」をつけるのは「三人称単数」のときだけなので、「s」はつけないのが正解です。
否定文
一般動詞の否定文は、動詞の前に「do not」「does not」を入れて、動詞を「原形」にすることで、文を作ることができます。
この「do not」「does not」は、主語が「I・you・複数」の場合は「do not」、主語が「三人称単数」の場合は「does not」という使いわけをします。
また、「do not」には短縮形「don’t」、「does not」には短縮形「doesn’t」があります。
この短縮形は使っても使わなくても構いません。
主語が「I・you・複数」のとき
< 文法 >
主語 + do + not + 一般動詞の原形 + 〜 .
主語が「I・you・複数」のときは、「do not」を使います。
動詞の前に「do not」を入れて、動詞を「原形」にすれば否定文の完成です。
それでは例文を見ていきましょう。
I do not play soccer.
私はサッカーをしません。
You don’t like dogs.
あなたは犬が好きではありません。
They don’t run in the park.
彼らは公園を走りません。
主語が「三人称単数」のとき
< 文法 >
主語 + does + not + 一般動詞の原形 + 〜 .
主語が「三人称単数」のときは、「does not」を使います。
動詞の前に「does not」を入れて、動詞を「原形」にすれば否定文の完成です。
He does not eat an apple.
彼はリンゴを食べません。
Ken doesn’t want apples.
ケンはリンゴが欲しくないです。
疑問文
一般動詞の疑問文は、「Do」「Does」を文頭に置き、動詞を「原形」にすることで文を作ることができます。
「Do」「Does」の使いわけは、否定文と同じです。
主語が「I・you・複数」のとき
< 文 法 >
Do + 主語 + 一般動詞の原形 + 〜 ?
< 答 え >
は い:Yes, + 主語 + do .
いいえ:No, + 主語 + do + not .
主語が「I・you・複数」のときは、「Do」を使います。
「Do」を文頭に置き、動詞を「原形」にすれば疑問文の完成です。
それでは例文を見ていきましょう。
< 疑問文 >
Do you play soccer?
あなたはサッカーをしますか?
< 答 え >
は い:Yes, I do.
いいえ:No, I do not.
答えているのは「私」なので、答えの主語は「I」になります。
< 疑問文 >
Do they run in the park?
彼らは公園を走りますか?
< 答 え >
は い:Yes, they do.
いいえ:No, they don’t.
「彼らに」について答えているので、主語は「they」になります。
主語が「三人称単数」のとき
< 文 法 >
Does + 主語 + 一般動詞の原形 + 〜 ?
< 答 え >
は い:Yes, + 主語 + does .
いいえ:No, + 主語 + does + not .
主語が「三人称単数」のときは、「Does」を使います。
「Does」を文頭に置き、動詞を「原形」にすれば疑問文の完成です。
それでは例文を見ていきましょう。
< 疑問文 >
Does he eat an apple?
彼はリンゴを食べますか?
< 答 え >
は い:Yes, he does.
いいえ:No, he does not.
答えているのは「彼」なので、答えの主語は「he」になります。
Does Ken want apples?
ケンはリンゴが欲しいですか?
< 答 え >
は い:Yes, he does.
いいえ:No, he does not.
練習問題
問題:( )に適切な語句を入れましょう。
1. 私は毎日コーヒーを飲みます。
I ( ) coffee every day.
drink
2. 彼はリンゴが好きではありません。
He ( ) like apples.
doesn’t
3. あなたは英語を勉強しますか?
( ) you study English?
Do
4. 彼女はピアノを弾きますか?
( ) she play the piano?
Does
5. 彼らは公園で走ります。
They ( ) in the park.
run
6. 彼女は英語を勉強します。
She ( ) English.
studies
7. ジョンはサッカーをしません。
John ( ) play soccer.
doesn’t
8. 彼はテニスをします。
He ( ) tennis.
plays
9. 彼の兄はここに住んでいますか?
( ) his brother ( ) here?
Does / live |
10. 彼はたくさんの友達がいます。
He ( ) many friends.
has
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それでは、また次の章でお待ちしています ヽ(^0^)ノキョウモオツカレサマ