一般動詞の過去形

一般動詞とは

一般動詞は動作や状態を表す動詞です。

例えば、
・go(行く)
・like(好き)
・speak(話す)
・want(欲しい)
など

ここには書ききれないほどたくさんの一般動詞がありますが、be動詞ではないものが一般動詞だと理解しておけばOKです!

be動詞がわからない方は、先にこちらの記事をご覧ください。

またこの記事では、一般動詞の過去形について解説します。
まだ一般動詞の現在形がわからない方は、先にこちらの記事をご覧ください。

一般動詞の過去形の英文法

肯定文

一般動詞の現在形では、主語によって動詞の形を使いわける必要がありましたね?
一方で過去形は、主語によって動詞の形の使いわけはありません。
つまり、3人称単数を気にする必要はありません。
否定文と疑問文も同様です。

しかし、主語に関わらず、4つのルールで動詞の形が変化します。
それでは詳しく見ていきましょう!

1. e で終わる動詞
  原形に d をつけます。
  use → used
  take → taked など

2. 子音字 + y で終わる動詞
  最後の y を i に変えて ed をつけます。
  study → studied
  carry → carried など

3. 短母音+子音字 で終わる動詞
  最後の子音字を重ねて ed をつけます。
  stop → stopped
  drop → dropped など

4. 1と2以外の動詞
  原形に ed をつけます。
  play → played
  walk → walked など

ちなみに、「play」の「y」の前は「a」。
つまり母音です。
そのため4番に該当します。間違えて2番にしないように気をつけてください。

母音:a・i・u・e・o
子音:それ以外

次に「ed / d」 の発音について説明します。
発音は全部で4種類あります。
イメージしやすいようにカタカナで表記していますが、正確な発音については動画サイトなどでご確認ください。

1. 語尾が t の動詞「〜ティド」
  wanted など

2. 語尾が d の動詞「〜ディド」
  needed など

3. 語尾が無声音の動詞「〜トゥ」
  無声音は、発音したときにのどが震えない音のことです。
  少しわかりにくいと思いますので、語尾が「p , c , s , ch , sh , f」の動詞を理解するといいと思います。
  ちなみに「プ・ク・ス・チュ・シュ・フ」という覚え方がよくされます。
  watched
  shopped

4. 1と2と3以外「〜ドゥ」
  opened
  stayed など

次に文法を見てみましょう。

< 文法 >
主語 + 一般動詞の過去形 + ~ .

動詞の形がちがうだけで、あとは一般動詞の現在形と同じです!
例文を見ていきましょう。

I played soccer.
私はサッカーをしました。

否定文

< 文法 >
主語 + did + not + 一般動詞の原形 + 〜 .

一般動詞の現在形は、主語によって「doとdoes」を使いわけしますが、過去形では主語の種類に関わらず、すべて「did」を使います。
動詞は「原形」になりますので、忘れないように注意してくださいね。
それでは例文を見てみましょう。

I did not play soccer.
私はサッカーをしていません。

また、「did not」には短縮形「didn’t」があります。
この短縮形は使っても使わなくても構いません。

疑問文

一般動詞の過去形の疑問文は、「Did」を文頭に置き、動詞を「原形」にすることで文を作ることができます。

< 文 法 >
Did + 主語 + 一般動詞の原形 + 〜 ?

< 答 え >
は い:Yes, + 主語 + did .
いいえ:No, + 主語 + did + not .

それでは例文を見ていきましょう。

< 疑問文 >
Did you play soccer?
あなたはサッカーをしましたか?

< 答 え >
は い:Yes, I did.
いいえ:No, I did not.

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