be動詞とは
be動詞の過去形は、過去の「状態」や「存在」を表します。
be動詞の現在形の発展的な内容になりますので、現在形がわからない方はまずこちらの記事をご覧ください。
be動詞の過去形の意味は大きくわけて下記の2つです。
「〜でした」
I was a student.
私は生徒でした。
You were a teacher.
あなたは教師でした。
「〜にいました」「〜にありました」
I was in the class.
私は教室にいました。
The exam was yesterday.
試験は昨日ありました。
be動詞の種類
be動詞の現在形同様に、過去形にも種類があります。
現在形と異なるポイントとしては、「am」も「is」も過去形になると「was」を使います。
少し混乱するかもしれませんが、主語に着目して、どのbe動詞を使えば良いか当てはめていきましょう。
主語 | be動詞の現在形 | be動詞の過去形 |
---|---|---|
I | am | was |
You もしくは 複数 | are | were |
単数 | is | was |
それでは例文を見ていきましょう。
< 主語がIの場合 >
I was a student.
私は生徒でした。
< 主語がYouの場合 >
You were a teacher.
あなたは教師でした。
< 主語が複数の場合 >
We were students.
私たちは生徒でした。
< 主語がIとYou以外の単数の場合 >
He was at home.
彼は家にいました。
This was an apple tree.
これはリンゴの木でした。
be動詞の過去形の英文法
be動詞の過去形の肯定文
< 文法 >
主語 + be動詞の過去形 + 〜 .
シンプルな文法ですね!
それでは例文を見ていきましょう。
I was a student.
私は生徒でした。
You were in the class.
あなたは教室にいました。
We were students.
私たちは生徒でした。
The exam was yesterday.
試験は昨日ありました。
主語に着目して、be動詞を使いわけましょう!
be動詞の過去形の否定文
< 文法 >
主語 + be動詞の過去形 + not + 〜 .
否定文は「〜ではなかった」を表します。
「not」は「〜でない」という意味の単語です。
肯定文のbe動詞の直後に「not」をつけるだけで、否定文が完成します。
例文を見ていきましょう。
I was not a student.
私は生徒ではありませんでした。
You were not in the class.
あなたは教室にいませんでした。
We were not students.
私たちは生徒ではありませんでした。
The exam was not yesterday.
試験は昨日ではありませんでした。
また、「was not」には「wasn’t」、「were not」には「weren’t」という短縮形があります。
この短縮形は使っても使わなくても構いません。
したがって、下記の例文はどちらも正解です。
I was not a student.
I wasn’t a student.
You were not in the class.
You weren’t in the class.
be動詞の過去形の疑問文
< 文法 >
be動詞の過去形 + 主語 + 〜 ?
疑問文は、「〜でしたか?」「〜にいましたか?」「~にありましたか?」を表します。
be動詞の過去形を文頭に持っていき、「ピリオド」を「?」に変えるだけで疑問文が完成します。
それでは例文を見ていきましょう。
Was I a student?
私は生徒でしたか?
Were you in the class?
あなたは教室にいましたか?
Were we students?
私たちは生徒でしたか?
Was the exam yesterday?
試験は昨日でしたか?
次は答え方です。
< 文法 >
は い:Yes, + 主語 + be動詞の過去形 .
いいえ:No, + 主語 + be動詞の過去形 + not .
< 疑問文 >
Were you in the class?
あなたは教室にいましたか?
< 答 え >
は い:Yes, I was.
いいえ:No, I was not.
ここで注目ポイントです。
会話の流れの中で、「あなたは教室にいましたか?」→「はい、そうです。(=私はいました)」のように主語が「あなた」から「私」へ変わっていることがわかります。
このような場合、答えているのは「私」だから主語は「I」になります。
考え方は現在形同様です!
次に主語が変わらないパターンを見ていきましょう。
< 疑問文 >
Was he a teacher?
彼は教師でしたか?
< 答 え >
は い:Yes, he was.
いいえ:No, he was not.
この例文は、主語が「彼」から変わっていないですよね?
なので答えの文も「he」となります。
こちらの方がわかりやすいですね!
最後にもうひとつ例文を見ていきましょう。
ここまでは「主語=人」の文でしたが、「主語=物」になるとどうなるのでしょうか?
< 疑問文 >
Was the exam yesterday?
試験は昨日でしたか?
< 答 え >
は い:Yes, it was.
いいえ:No, it was not.
このように「物が主語」の場合は、「it」で答えます。
過去を表す単語
「この単語があれば過去形だ!」というものを紹介します。
・last 〜(前の〜)
・〜 ago(〜前)
I wasn’t at home last night.
昨夜、私は家にいませんでした。
2時間前に私は教室にいました。
I was in the class two hours ago.
練習問題
問題:( )に適切な語句を入れましょう。
1. 私は医者でした。
I ( ) a doctor.
was
2. あなたはエンジニアでした。
You ( ) an engineer.
were
3. 彼は病院にいました。
He ( ) at the hospital.
was
4. 私たちはプログラマーでした。
We ( ) programmers.
were
5. 会議は昨日でした。
The meeting ( ) ( ).
was / yesterday
6. 彼らはオフィスにいませんでした。
They ( ) ( ) in the office.
were / not
7. 彼女は弁護士ではありませんでした。
She ( ) not a lawyer.
was / not
8. あなたはデザイナーでしたか?
( ) you a designer?
Were
9. パーティーは先週でしたか?
( ) the party last week?
Was
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それでは、また次の章でお待ちしています ヽ(^0^)ノキョウモカンバッタネ