be動詞とは?
be動詞は、英語学習の基本中の基本です。
「be動詞とは何か?」を理解することは、英語を学ぶ上で非常に重要です。
この記事では、be動詞の現在形について詳しく説明し、一般動詞との違いにも触れます。
さらに、be動詞の使い分けや疑問文についても簡単に解説しています!
最後まで読み進めれば、be動詞を正しく使えるようになり、英語の基礎をしっかり固めることができます!
be動詞の意味
be動詞は「状態」や「存在」を表します。
意味は大きくわけて下記の2つです。
「〜です」
I am an office worker.
私は会社員です。
You are a doctor.
あなたは医者です。
この例文では、be動詞が「状態」を表現していることがわかります。
「〜にいます」「〜にあります」
I am in the class.
私は教室にいます。
The exam is tomorrow.
試験は明日あります。
「教室」や「試験」といった「存在」を表現しています。
be動詞と一般動詞の違いを簡単に解説
よくbe動詞と一般動詞で混乱してしまう方がいるので、ここでは、be動詞と一般動詞の違いをわかりやすく解説します。
違いはとてもシンプルです。
一般動詞とは、run(走る)、eat(食べる)のような動作を表す動詞ですが、be動詞は存在や状態を表します。
例えば、I run は「私は走る」という動作を表しますが、I am は「私は存在する」という意味合いになります。
また、be動詞の種類は全部で8種類、一般動詞は数百種以上あります。
be動詞の一覧と使い分け
be動詞の現在形には3つの種類があります。
今後学習を進めていくと、be動詞の過去形を勉強しますが、まずは現在形をマスターしましょう。
では、さっそくbe動詞の一覧表を見てみましょう。
下記の表の通り、be動詞は主語によって、使うbe動詞が決まっています。
主語 | be動詞 |
---|---|
I | am |
You もしくは 複数 | are |
単数 | is |
主語が
「I」のときは「am」
「You」または「複数」の人やモノのときは「are」
「IとYou以外の単数」のときは「is」を使います。
それでは例文を見ていきましょう。
< 主語がIの場合 >
I am Ken.
私はケンです。
< 主語がYouの場合 >
You are a teacher.
あなたは教師です。
< 主語が複数の場合 >
We are students.
私たちは生徒です。
< 主語がIとYou以外の単数の場合 >
He is at home.
彼は家にいます。
This is an apple.
これはリンゴです。
このように主語によって、それに続くbe動詞が違うことがわかります。
まずはbe動詞の一覧表を暗記して、適切なbe動詞を使い分けできるようにしましょう!
be動詞の英文法
be動詞の肯定文
< 文法 >
主語 + be動詞 + 〜 .
主語の後にbe動詞がくるシンプルな文法ですね!
それでは例文を見ていきましょう。
I am in the office.
私はオフィスにいます。
You are a basketball player.
あなたはバスケットボール選手です。
We are travelers.
私たちは旅行者です。
The concert is tomorrow.
コンサートは明日あります。
be動詞の使い分けはバッチリですね?
もしわからなければ、前述のbe動詞の一覧をご覧ください。
また、「be動詞」には短縮形があります。
主語 + be動詞 | 短縮形 |
---|---|
I am | I’m |
You are | You’re |
He is | He’s |
She is | She’s |
It is | It’s |
Ken | Ken’s |
We are | We’re |
They are | They’re |
この短縮形は使っても使わなくても構いません。
したがって、下記の例文はどちらも正解です。
・I am a student.
・I’m a student.
be動詞の否定文
< 文法 >
主語 + be動詞 + not + 〜 .
否定文は「〜でない」を表します。
「not」は「〜でない」という意味の単語です。
肯定文のbe動詞の直後に「not」をつけるだけで、否定文が完成します。
例文を見ていきましょう。
I am not Japanese.
私は日本人ではありません。
You are not in the toilet.
あなたはトイレにいません。
We are not writers.
私たちは作家ではありません。
English class is not tomorrow.
英語の授業は明日ではありません。
be動詞の使い分けは肯定文と同じで、be動詞の直後に「not」をつけるだけです!
また、この「not」にも短縮形があります。
be動詞 + not | 短縮形 |
---|---|
is not | isn’t |
are not | aren’t |
ちなみに、「am not」 の短縮形は、地方の方言として使われていることもありますが、標準的には使いません。
be動詞の疑問文
< 文法 >
be動詞 + 主語 + 〜 ?
疑問文は、「〜ですか?」「〜にいますか?」「~にありますか?」を表します。
be動詞を文頭に持っていき、「ピリオド」を「?」に変えるだけで疑問文が完成します。
それでは例文を見ていきましょう。
Am I American?
私はアメリカ人ですか?
Are you at the library?
あなたは図書館にいますか?
Are we engineers?
私たちはエンジニアですか?
Is the announcement tomorrow?
発表は明日ですか?
疑問文は主語とbe動詞が逆になるので気をつけてくださいね。
be動詞の使い分けは、肯定文や否定文と同じです。
次は答え方を見てみましょう。
< 文法 >
は い:Yes, + 主語 + be動詞 .
いいえ:No, + 主語 + be動詞 + not .
< 疑問文 >
Are you in the class?
あなたは教室にいますか?
< 答え >
は い:Yes, I am.
いいえ:No, I am not.
ここで注目ポイントです。
会話の流れの中で、「あなたは教室にいますか?」→「はい、そうです。(=私はいます)」のように主語が「あなた」から「私」へ変わっていることがわかります。
このような場合、答えているのは「私」だから主語は「I」になります。
次に主語が変わらないパターンを見ていきましょう。
< 疑問文 >
Is he Ken?
彼はケンですか?
< 答え >
は い:Yes, he is.
いいえ:No, he is not.
この例文は、主語が「彼」から変わっていないですよね?
なので答えの文も「he」となります。
こちらの方がわかりやすいですね!
最後にもうひとつ例文を見ていきましょう。
ここまでは「主語=人」の文でしたが、「主語=物」になるとどうなるのでしょうか?
< 疑問文 >
Is this an apple?
これはリンゴですか?
< 答え >
は い:Yes, it is.
いいえ:No, it is not.
このように「物が主語」の場合は、「it」で答えます。
練習問題
問題:( )に適切な語句を入れましょう。
1. 私は教師です。
I ( ) a teacher.
am
2. あなたは教室にいます。
You ( ) in the classroom.
are
3. 彼は私の友達です。
He ( ) my friend.
is
4. 彼女はとても幸せです。
She ( ) very happy.
is
5. ケンは学生です。
Ken ( ) a student.
is
6. 私たちは友達です。
We ( ) friends.
are
7. 彼らは家にいます。
They ( ) at home.
are
8. 私は教室にいません。
I ( ) ( ) in the classroom.
am / not
9. あなたは生徒ではありません。
You ( ) ( ) a student.
are / not
10. 彼は友達ではありません。
He ( ) ( ) a friend.
is / not
11. 彼女は家にいません。
She ( ) ( ) at home.
is / not
12. 会議は明日ありません。
The meeting ( ) ( ) tomorrow.
is / not
13. 私たちは医者ではありません。
We ( ) ( ) doctors.
are / not
14. 彼らはレストランにいません。
They ( ) ( ) at the restaurant.
are / not
15. あなたは医者ですか?
( ) you a doctor?
Are
16. 彼は教室にいますか?
( ) he in the classroom?
Is
17. 彼女は友達ですか?
( ) she a friend?
Is
18. 試験は明日ありますか?
( ) the exam tomorrow?
Is
19. 私たちは友達ですか?
( ) we friends?
Are
20. 彼らは生徒ですか?
( ) they students?
Are
21. これはリンゴですか?
( ) this an apple?
Is
海外旅行で役立つbe動詞の英会話
だいたいの人は中学1年生の1学期にbe動詞を習うと思います。
こんな基本中の基本であるbe動詞ですが、実は日常会話では頻繫に使います。
私は海外旅行が趣味で、これまでに20ヵ国ほどの国へ訪れました。
母国語が英語でない国でも、観光地では英語が話せる方がたくさんいて、会話は英語でやり取りすることがほとんどです。
そのような中で、よく使うのがbe動詞です。
旅行中はわからないことが多いので「What is this?(これは何ですか?)」「How much is it?(いくらですか?)」など何か尋ねるシーンがけっこうあります。
ちなみに、「What」や「How」は疑問詞といわれるもので、より具体的な内容を質問するときに使える便利なワードです。
このようにbe動詞は様々な単語を組み合わせることで、会話のバリエーションが増えます。
疑問詞は今後学習する内容なので、楽しみにしていてくださいね!
まとめ
今回はbe動詞の現在形について、なるべく簡単にわかりやすく解説してきました。
be動詞の現在形は全部で3種類でしたね?
そして主語によって、be動詞を使い分ける必要がありました。
忘れてしまった方は、もう一度be動詞の一覧を復習しましょう!
次回は一般動詞の現在形について解説します。
be動詞と一般動詞の違いについては、改めてそこで説明するので、be動詞の使い分けと文法が理解できた方は次のステップへ進みましょう!
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